明治古典会七夕大入札会は、主に明治時代以降を中心に書物文化、紙文化を取り扱う明治古典会が主催しており、年に一度、七夕の時期に東京古書会館で催される日本有数の古書オークションです。
ここには全国の古書業者やお客様から寄せられた品物が展示されます。そして競売にかけられ、再び各地の業者を介してお客様の手元へお届けする、というシステムになっています。一般の方も参加できますので、参加方法や目録の入手方法、下見などの詳細については明治古典会のホームページをご覧ください。
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■幻の博物館
さて、この入札会に集められた品を実際にご覧いただけるのは、残念ながら七夕前後の、ほんの数日間だけです。後はまた各所に散らばってしまうわけですが、さすがにその年々の我が国の古書市場におけるトップクラスの品物が集積するために、短いながらこの期間の古書会館は近代文物の博物館の様相を呈します。
このほんの一瞬だけ出現する「幻の博物館」の出品記録を、デジタル・アーカイヴとして残していこうという試みを、現在進めております。まずは、このページの右下にある「遊歩館」をお楽しみいただければ幸いです。この「遊歩館」は、昨年の明治古典会七夕大入札会の出品物の一例をご紹介したものです。 昨年の出品物だけではそれほどではないかもしれません。しかし今年そして来年、さらに10年後、蓄積されたデータが多くなればなるほど、紹介の方法も種々の切り口が考えられることでしょう。
一般的な文書館、資料館のアーカイヴとは少し意味が異なりますが、これはこれで日本をさまざまな面で知るうえにおいて、やがて類のない近代文化の資料館になるものと愚考します。 |
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